2024.01.09
キャストインタビュー Vol.7
オリジナルキャラクター「ソメイユ役」悠木碧さん
Q.「金色のガッシュベル!!」をご存知でしたか?またどんな印象を持たれていましたか?
当時小学生で、放映している日に見ていた感じで、翌日にクラスの子と内容を共有してた記憶があります。大人になってからだと、カラオケで主題歌の『カサブタ』を歌う人も多いですし、当時から相当流行っていたイメージがあります。今でも忘れられずに印象に残っている作品ですね。プリッツの箱でバルカンを作ったなーとか。一生記憶に残るキャラクターソングとかありますよね。我々世代の一般教養だと思っています。
Q. 今回、ゲームのオリジナルキャラクターでの参加ではありますが、「金色のガッシュベル!!」という作品に関わることについてどう思われましたか?
ガッシュベルのスケジュールが入った時に、改めて作品のことを調べたら、もう20年前だということにビックリしました。つい最近まで観ていた感じがするのに…!時の流れを感じます。またちゃんと見たいなと思いました。大人になってからの方が刺さるかもしれないですね。今もう一回見たら昔より泣けるんだろうなぁ。単話で泣けるから、突然見てもどのキャラも好きになれる作品ですよね。当時はガッシュ目線で見てた感覚で、今なら清麿側の視点で見れるんじゃないかなと思っています。
Q.「ソメイユ」のキャラクター性やビジュアルを見てどんな印象を受けましたか?
めちゃめちゃ可愛いくて、ちゃんとガッシュベルの絵柄なことに感動しました。最近のキャラクターデザインの書き込み感なのに、ガッシュベルの世界観と違和感が無くて、そこに嬉しさを感じました。
どういうアプローチで声を当てるかは結構いろんな想定をしていきました。現場では最初に、他のキャラクターと被らない声質がいいとオーダーをいただいたので、それをヒントに役作りを進めていきました。確かに、ただ気の弱い女の子のキャラクターという広いくくりでソメイユを捉えてしまうと被りは避けられなくなってくるので、本来持っている芯の強さを出していくことが、王道を外さずに差別化できる道かなと思って試行錯誤してみました。またディレクションでも、あまり幼くしないでほしい、弱々しすぎないで欲しいというのは度々頂いたオーダーだったので、ソメイユの肝は芯の強さにあるのかもと思っています。たくさんセリフがあったわけではないですが、ソメイユのいろんな側面に触れられた気がして嬉しかったです。
Q. 実際に役を演じてみての感想をお願いします。
ちょっとしか収録していないけれど凄く愛着が沸いてしまっているので、『ソメイユ』をフルボイスで演じてみたいなと思いました。いつかそんな日が来ることを楽しみにしています(笑)
キャラクターが愛おしいというのはもちろんですが、ストーリーもすごくやっぱエモいんです。きっとみんなの心に刺さるお話になっているので、それを一個ずつ演じていけたらめちゃくちゃ楽しいだろうなと節々で感じていました。
Q. もし悠木さんが「王」を目指すとしたら、どんな「王」になりたいですか?
一人で王様にならない王様、でしょうか。一人で王様になるには、みんなに個性がありすぎるからいろんな人の意見を聞いて王様になるのがいいかな。それをひっくるめて優しい王なのかもしれないんだけど…。そんなわけで、みんなで王様になれる王様になりたいなと思いました。
Q. では次に、自分が魔物になるとしたら、どんな術が使える魔物になりたいですか?
汎用性が高い「瞬間移動」とか使えたらいいですよね。パートナーに喜んでもらえそう。私の力で学校行く?みたいな(笑)大人になればなるほど、日常生活にいかに活かせるかっていう考えになっちゃって、小さい時だったら闇の力とかそれこそ電撃を出すとか言ってたのに、ロマン砲じゃなくなりますよね。それから、回復系とかもいいかも。ヒーラーって生殺与奪を握ってる重要なポジションじゃないですか。日々の疲れも取れそうだし。
Q. 今度は逆の視点で、自分が魔物のパートナーになるとしたら、どんな魔物のパートナーになりたいですか?
今回それこそソメイユのキャラデザを見て、ケモ要素はやっぱりかわいいなと思ったんです。私の好みにジャストフィットさせるなら、もうちょっと獣度が高い男の子でもいいかも。魔法は、回復やバリアがいいです。うちの子に人を傷つけて欲しくないじゃないですか。とはいえ、それ一辺倒で勝ち上がれるのかという問題はありますよね。いつかこの子が傷ついちゃうって思ったらすごく強い術を持たせてあげたい気持ちにもなるし、とにかくうちの子が一番かわいくなっちゃう。回復にも防御にも立ち回れる役回りがいいですね。
あと、私は、動物がすごい好きなんです。今は猫を飼っているんですが、戦うって思ったら大きい方が強そうなので、喋るサモエドとかが私の魔物だったら嬉しいなと。乗れるサイズだったら乗りたいし、もふもふバリアを出して世間の色んなものから守ってくれるとか(笑)
Q. 開発中ではございますが、ゲームの画面や動画を見て率直な感想をお願いします。
画面の中で、あの子たちがわちゃわちゃ戦ってること自体がもうとにかくかわいいですし、見ていて思ったけどあらためてガッシュベルってすごいアプリゲームに向いてるキャラデザだなって思ったんです。ポップなアクションや、無理やりデフォルメされた感のない画作りに、原作愛を感じています。漫画を読んでアニメを見てきた人にはまた新たなガッシュベルに触れてもらうというタイミングになると思うんですけど、きっとしっくりくると思います。私もめちゃくちゃしっくりきました。
Q. 悠木さんは普段からゲームをプレイしますか?どんなゲームが好きですか?
ゲームは好きで、よく遊んでますね。ずっとプレイしているのはファイナルファンタジー14とか。オープンワールドで遊ぶオンラインゲームをやりがちかなと思います。アプリだと原神とかFGOとか、コンシューマーゲームだと最近はゼルダの伝説の最新作を遊びました。
-ちなみに、オンラインゲームとかって、どういうプレイをされるんですか?1人で黙々なのか、友達とワイワイなのかとか?
友達とワイワイかなと思います。いつも遊ぶ友達がいてその人たちとずっといろんなオンラインゲームを旅してる感じです。ファイナルファンタジー14はサービスも長いしずっと進化しているので、結局ファイナルファンタジー14にみんないるみたいな。仲間での立ち回りとしては、その時に人数の足りない役割を担当しているので、まちまちです。
-みんなの意見を聞くやさしい王様ってことですかね
そうだったらいいなぁ(笑)
Q. 今回は「絆」がテーマのタイトルですが、仕事でもプライベートでも悠木さんが「絆」を感じたエピソードがあればお聞きしたいです。
例えばですけど、家族でよく旅行に行くんですよ。で、家族で旅行に行ってなんか忘れ物をしたりとかしても、誰かしらが持ってるみたいな、いや忘れると思ったという感じで誰かしら持ってきてる家族なんです(笑)相手のミスをカバーしていくというか、家族同士のミスをカバーできるように、私ももちろん多分母はこれ忘れるなということを想定して準備していきますし、そう思うと、うちら「絆」ってるなと(笑)
Q. 最後にこのゲームに興味を持ってくださるお客さまに向けて一言お願いいたします。
今まで応援していた、その世代の人たちも、これから好きになるっていう人たちもどっちも絶対楽しめるはずですっていう説明を受けて、収録に臨みました。私もいちファンとして収録中、「そうそう、このエモさ!」、「この胸に残る熱さ」みたいなものが良さだったよなって思い出しながらながら演じさせていただきました。老若男女問わず絶対楽しめるゲームになっているなと思います!友達とガッシュベルで盛り上がってたときの楽しさって私達の中ですごく青春だったなと思うので、みんなでこのゲームを遊ぶことで、あの楽しさを取り戻せたらなとか、もしくは今から初めて経験する人がいたら、そんな楽しさが待ってますよとおすすめしたいです!その日を楽しみにしていてください!